2016年1月15日
第3回資格更新研修会(2月13日開催) 研修概要
先日、告知しました研修会について、トート・ガボール先生より概要をいただきましたのでお知らせします。
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小学校入学後、言葉や学習及び行動の問題で支援が必要とされる子どもに対して、教育の枠の中で(先生方は一生懸命)支援されるが、実はその根は幼児期にすでにあり、その時期でのアセスメントが適切になされていないことが多くの場合ある。このことは、保育士・幼稚園教諭にとって、幼児の発達障害についてのアセスメントがかなり難しいことが関係している。小学校の先生は、就学前での子どもの情報を得ることなしに、入学後の短期間でアセスメントを行い、支援を行っていることがほとんどであり、本当にその子どもにとって必要な支援が行われているか疑問である。そこで、幼児期のアセスメントの方法及び就学前から小学校への継続的支援について話したい。
まず、アセスメントについては、尾崎康子ら(2014)のCHEDY幼児用発達障害チェックリストを紹介する。このスクリーニング検査により幼児期における発達障害の早期発見を行い、早期療育に繋げていく。研修会では、CHEDYのサンプルを持参し、実際に見ていただくことを考えている。
また、相模女子大学子育て支援センターにおいて行っているペアレントトレーニング及び発達体操を紹介し、感覚運動発達の様々な要因をチェックすることで発達障害を発見し、親に適切な情報提供、支援を行っていることも報告したい。
さらに、校内委員会の在り方、特別支援コーディネーターの本来の仕事とは?というところも話していきたい。
※トート先生はリハビリテーション専門家でもあります。
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多数のご参加をお待ちしております。なお、事前参加登録にもご協力よろしくお願いいたします。