2020年度 資格更新研修会(WEB開催)「どうなる? WISC-Ⅴ」実施報告

京都支部では、2020年度に3回の資格更新研修会を予定していましたが、すでにご連絡しましたように、春と秋に予定していました2つの研修会は、来年度に延期となりました。
3つ目に予定していました冬の研修会については、日本臨床発達心理士会茨城支部支部長の大六一志先生をお招きして、2021年2月21日(日)に、WEB研修会として、無事開催することができましたことをご報告します。

大六先生は、WISCを始めとする多くの知能検査について、日本版の刊行や現場への普及の第一人者として、ご活躍されています。今回は、近々刊行予定の日本版WISC-Ⅴについて、貴重なお話をご講演いただきました。その際、参加者からの事前質問および当日の質問についても、大変丁寧にお答えいただき、よい学びの機会をいただきました。
ご講演では、WISC-ⅣからⅤへどのように変わるのかということを、CHC理論の解説を踏まえて、丁寧に教えていただきました。そして、改めて知能検査で何が測定され,それが我々の認知活動にどのように関わっているのかについて、理論的かつ実践的に、学ぶことができました。今回のご講演を伺うことによって、私たちが、今後新しい検査を学んでいくモチベーションにもつながったと思われます。

今年度の京都支部主催の資格更新研修会は、この大六先生によるWEB研修会1回のみでしたが、2021年度は、2020年度に延期になった2つの研修会を行うことを予定しています。最初の研修会は、5月に予定しておりますので、準備が整いましたら、HP等でご連絡いたします。

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