支部主催2018年度第2回資格更新研修会報告

支部主催の今年度第2回資格更新研修会を、7月21日、京都ノートルダム女子大学において開催いたしました。

「身体感覚を楽しめる感覚運動機能の発達とその成長を促す支援」というテーマのもと、相模女子大学のトート・ガーボル先生をお招きし、丸一日の研修を行いました。酷暑の京都でしたが、快適な施設を使わせて頂き、充実した研修とすることが出来ました。

午前の研修では、発達障害のある幼児・児童の感覚運動発達を中心とした特性と支援について学びました、特に、身体感覚を楽しめる感覚運動機能の発達とその成長を促す支援に使える遊びの内容に触れながら1. 身体感覚の発達を促す、2. 身体運動の発達を促す、3. 手の運動発達を促す、4. 社会性の発達を促す、などについて、詳しく教えて頂きました。

午後の研修では、広い場所に会場を移し、発達支援の中でも最近注目されている感覚運動領域について理論の解説と具体的な支援方法に基づく実技(多様な動きで姿勢、運動・動作、空間意識の基本的能力をレベルアップ)を行いました。

ユーモア溢れる講義、なかなか思ったようには動いてくれない身体、それらのなかで、発達障害のある子どもにとって、感覚運動を養う遊びの提供についての意義についても理解を深めることのできた、大変有意義な一日でした。

なお、本研修会申込時に支部のメールシステムにトラブルが発生しており、多くの方にご迷惑をおかけしたことをお詫びいたします。