資格更新研修会ポイント付与のお知らせ

ご連絡が遅くなりましたが、7月20日開催の第2回資格更新研修会 「Vineland-Ⅱを活用した理解と支援」のポイントが 7月24日付で付与されています。 参加された方は、各自SOLTIにてご確認をお願いいたします。
◆◆日本臨床発達心理士会京都支部事務局◆◆

2019年度 第2回資格更新研修会報告

「Vineland-Ⅱを活用した理解と支援」

   7月20日(土)に黒田美保先生(名古屋学芸大学、日本臨床発達心理士会幹事長)をお招きし、京都ノートルダム女子大学にて、「Vineland-Ⅱを活用した理解と支援」について研修会を開催しました。
  黒田先生は、日本版Vineland-Ⅱ適応行動尺度の作成チームメンバーのおひとりでもあります。今回の研修会では、京都のほか全国北から南までの幅広い支部から全72名の参加があり、「適応行動の評価」という、日本におけるアセスメントの新機軸に対する関心の高さが伺えました。

  対象者、特に発達障害特性のある方のアセスメントにおいては、従来から主流として用いられている知能検査や性格検査では、日常生活上の適応状態を客観的に把握しにくいことが少なくありません。対象者の知的水準と適応状態との乖離をどのように説明するか悩んだ経験は、多くの方にあるのではないでしょうか。
  講義ではまず、発達障害のアセスメントについて、どういったものを組み合わせて対象者の特性やニーズを把握するか、そしてその結果をどのように支援計画の策定や検討、修正に活用するか、というフローをご説明いただきました。 そして「適応行動」とは、年齢、個人が関わる環境の期待や基準によって、重要となるものや評価が変化すること、環境の影響や支援効果によって変容の可能性があること、評価においては行動そのものに注目すること(できるか、ではなく、しているか)、と整理していただきました。

筆者の個人的には、ASD特性のある対象者の知的水準ごとの得点の比較、そして高機能ASD群、ADHD群、視聴覚障害群と対照群の得点の比較データの紹介を、非常に興味深くお聞きしました(マニュアルにも紹介されていますので、お持ちの方はご参照ください)。
改めて、算出された数値だけに注目するのではなく、回答の詳細や他の場面での観察と組み合わせて、対象者を理解していくことの重要性を実感することができました。

後半は、実施方法や結果の算出について、ロールプレイを交えつつじっくりとご教授いただき、最後に架空事例の結果から支援計画を立てるワークを行いました。

まとめとして黒田先生からは、幼児期は、獲得できている適応行動や芽生えの見られる行動を活かして、わかる・できる経験を促し・拡げる関わりを考えていくこと、一方成人期では、なんとかやっていけることと本当にできないことを把握し、サポートも活用しながらの本人なりの自立の形を模索していくことが重要、とお話しいただきました。 評価ツールの研修を通じて、自分自身の発達支援に臨む姿勢や、社会参加・社会適応の考え方についても、自己覚知を促される1日となりました。

次回は、10月6日(日)午後に、事例報告会を京都教育大学で開催する予定です。詳細・申込方法は、後日メールおよび支部ホームページにてお知らせします。皆さま奮ってご参加ください。

7月20日の研修会の参加費について

複数の方からお問い合わせがありましたので、お知らせします。
7月20日のVinelandの研修会の参加費は、当日、受付にてお支払いください。

記録用紙代を含めて、2000円です。出来るだけ釣り銭のいらないようにお願いいたします。

事務局

第2回資格更新研修会参加可否のお知らせを送信しました。

7月20日に開催される、支部主催第2回資格更新研修会への参加の可否に関するお知らせメールを、申し込まれた方全員に送信しました。

申し込んだにもかかわらず、お知らせメールを受け取っていないという方は、info(アットマーク)jacdpkyoto.org  まで、または、お問い合わせフォームよりお問い合わせください。

2019年度 京都支部主催 第2回資格更新研修会ご案内

申し込み受付期間は、2019年6月26日(水)朝~7月10日(水)です。
先着順ではありません。→ 申し込みは締め切りました

■2019年度 京都支部主催 第2回資格更新研修会ご案内
■研修テーマ:「VinelandⅡを活用した理解と支援」    (6.0時間2ポイント)
■講師:黒田 美保 氏 (名古屋学芸大学・臨床発達心理士会幹事長)
■日時:2019年7月20日(土) 10:00~17:00 (9:30受付開始、昼休憩1時間)
■会場:京都ノートルダム女子大学  京都市左京区南野々神町1番地  京都市営地下鉄烏丸線「北山駅」下車、徒歩7分
<http://www.notredame.ac.jp/access.html>
(お車での来場はご遠慮ください)
■研修内容:知的障害や発達障害等のある方への支援のために、標準化されたアセスメントツールが様々開発されてきています。その中で適応行動という視点から日常生活の困難さを客観的に評価する尺度として、日本でもVinelandⅡ適応行動尺度が標準化されています。本研修では、「日本版VinelandⅡ」の作成チームメンバーのお一人である黒田先生に尺度の概要についてご講義をいただきます。また、研修後半には面接のロールプレイや採点実習、支援方針の検討実習などを行います。本研修を受講することで、日常生活における支援の焦点を見極める力をつけていく一助とします。 ※マニュアルをお持ちでない方には貸出します。お隣の席の方と2人で1冊を共有してご使用いただく予定です。ご自身や職場でお使いのマニュアルがある場合はご持参いただくとよいかと思います。
■参加費:2,000円(検査用紙、資料代含む)
■申込受付期間:2019年6月26日(水)~7月10日(水) 100名定員  ※ 期間外での申込受付はいたしません。 ※ 先着順ではありません。定員を超えた場合は抽選により参加の可否を決定します。参加可否の結果は、締め切り後、申込者全員にお知らせします。 ※ 参加可否の連絡後に、ご都合により参加できなくなった場合は速やかにご連絡ください。
■申込方法:1.支部ホームページ<https://jacdpkyoto.org/>研修申込専用フォーム 2.支部研修申込専用アドレス<kensyu@jacdpkyoto.org>にメール送付 上記1、2、いずれかの方法で、以下の内容を明記の上、お申込みください。【①氏名、②ID、③所属支部、④所属先、⑤マニュアル借用希望か持参か】 ※なお上記のアドレスは、いずれも「研修申込専用」となっていますので、申し込まれた後すぐに「申込受理」の返信があります。もし、返信がない場合は支部アドレス <info@jacdpkyoto.org>、または支部ホームページお問合せフォームにご連絡ください。
■留意事項: ・当日は、IDカードを持参ください。お忘れの場合は研修ポイントが交付されません。 ・10分以上の遅刻、早退をされた場合、ポイントは交付されません。 ・今年度会費が未納の方は、研修に参加できません。研修会当日直近に納められた方は、受付バーコード読み取り時に「本部での納金処理未了」となる場合があります。念のため入金票の控えをご持参ください。 ・研修会での写真撮影・録音・録画はお断りしております。ご了承ください。録音等、必要な方は事前にご相談ください。 ・記録にパソコンをお使いになる場合は、タイピング音にご配慮をお願いいたします。 ・当日は大学の食堂・売店は開いていません。近隣に食事ができるお店も多くありません。昼食を持参されることをお薦めします。 ・お問い合わせは、支部ホームページ「お問合せフォーム」をご活用いただくか「支部メールアドレス」まで、お願いいたします。

研修会ポイント付与のお知らせ

4月21日に開催された、第1回資格更新研修会「大規模災害発生後の心理プロセスと、子どもと支援者への心理支援について」の更新ポイントが5月21日付けで付与されています。 研修会に参加された方は、各自、SOLTIにてご確認ください。 https://service.gakkai.ne.jp/solti-asp-member/auth/JOCDP

2019年度 第1回資格更新研修会報告

 ・去る4月21日(日)の午後に平野幹雄先生(東北学院大学)をお招きし、「大規模災害発生後の心理プロセスと、子どもと心理支援者への心理支援について」のご講演をいただきました。今回は、臨床発達心理士会員の方以外にも、隣接領域の専門職の方や大学院生にも開かれた公開講座としての開催で107名の参加がありました。
・ご講演では、被災地に身を置く研究者として客観的な視点で、当時から現在までの被災者の様子、調査データから見えてくる落ち着かない子どもやその親の現況と課題、支援のあり方などをお話しくださいました。また一方で、ご自身の被災体験やPTSDが生じる過程から回復に向かうまでの長いプロセスを、理論とすり合わせながらわかりやすく説明くださいました。どのトピックスにも、あらためて考えを深める問いがたくさんありましたが、中でも子どもへのケアはもちろんのこと、その親のトラウマ体験へのケア、また「支援者への支援ニーズ」の大きさについては印象に残りました。子どもの安全基地になるべく大人への支援の必要性、そのうえで子どもが安心、安全に活動できる日常の環境づくりの大切さを教えていただきました。
・「臨床発達心理士として何ができるのか。」この問いに対し、支援においては、被災された方それぞれの経験したこと、事情、状況が異なることを踏まえていかなければ、逆に被災者を傷つけることにもなりかねないという助言もいただきました。急性期の支援は物理的、医療的ケアが優先されるため、心理士は心理支援よりコーディ―ネーターの立ち位置でかかわりながら、そして「いつでも待っている」というスタンスで「縁を切らずに、声をかける」存在でいられると、被災者の力になれるのではないかとご示唆もありました。
・震災後の急性期状態を乗り切った後、まだまだ復興が進まない中、問題が長期化していくにつれ、さまざまな人に多面的なアプローチでの心の支援が重要になっていることを学んだ一日でした。
・ 来る6月30日には、平野先生が携わっておられます臨床発達心理士会災害支援員会主催の研修が同じく京都教育大学で開催されます。皆様奮ってご参加ください。 申し込みは士会ホームページ、資格更新研修会のページの「全国研修会WEB申し込み」かからお願いします。締め切りは22日です。
 

2019年度支部総会を行いました

4月21日、16時15分より17時まで、京都教育大学におきまして、日本臨床発達心理士会京都支部2019年度総会を開催いたしました。
本人出席24名、委任状97通で、総会は成立し、提案されていた議案は全て承認されました。
総会に先立って行われました本年度第1回研修会につきましては、後ほど掲載いたします。